オピニオン

「好きなタイプは優しい人」だけは何と言われようと絶対に信じない

最近テレビで流行っている恋愛番組を見たりすると、こんなやりとりをよく見る。

 

BGMはこちらをどうぞ。

 

そこは森の中にあるオシャンなログハウス。

太郎
太郎
あのさ、花子ちゃんの好きなタイプってどんな人なん?
花子
花子
えー色々あるけど、一番はやっぱり”優しい”人かなぁ
太郎
太郎
そっか…!(めっちゃ優しくしよっと)

 

家でポテチを食いながらスマホを見つめるぼく。

やえがし
やえがし
そんなの嘘だ!
やえがし
やえがし
優しい人なんて本当は求めてないんや!

 

今回は、好きなタイプを聞かれて”優しい”を挙げている人が信じられないという話。

そもそも”優しい”とは?

そもそも「優しい」とはどういう意味なのか。

Google先生に聞いてみると以下のような意味らしい。

 

①穏やかで好ましい。おとなしくて好感がもてる。
②思いやりがあって親切だ。心が温かい。
③上品で美しい。優美だ。

引用:優しい(ヤサシイ)とは – コトバンク

 

女性から男性に対して使う「優しい」は②の意味で使うことが多いはず。

思いやりがあって親切で、心が優しい人に魅力があるのは間違いのない事実。

けどぼくは、それが「カッコいい」とか「頭が良い」を差し置いて一番目に出てくるとはどうも思えない。

”優しい”人とは異なる人と付き合う人たち

さかのぼること、ぼくが高校の頃のお話。

おそらく文化祭の準備からの帰り道でのやりとり。

 

やえがし
やえがし
夜遅くなっちゃったから、早く帰らないとな
女の子
女の子
あのさ、前から思ってたんだけどがっちゃんって優しいよね
やえがし
やえがし
え、そんなことないよ
女の子
女の子
そういうとこ絶対モテると思うよ

 

ぼくは確信していた。

 

 

 

こいつは近いうちに俺に告ってくると!!!

 

 

そんな期待をよそに、間もなく彼女は別の男子と付き合っていた。

 

その相手が当時苦手だった、チャラチャラしたやつ!!!

 

 

彼は優しい人とは程遠い、傍若無人な男(ように見えた)だ。

 

やえがし
やえがし
結局”優しい”だけじゃダメなんや

 

ピュアだったぼくの心は激しく傷ついたのを覚えている。

 

”優しい”の奥に秘められたもの

それでは「好きなタイプは優しい人です」で使われている”優しい”とはどのような意味で使われているのか。

ぼくはここで使われている”優しい”は”都合が良い”という意味だと考えている。

 

ご飯を奢ってくれて、財布の都合が良い。

ブランド物のバッグを買ってくれて、都合が良い。

どうでも良い話だけどちゃんと聞いてくれて、精神的に都合が良い。

そのような”都合が良い”を直接に表現するとトゲが立つから、当たり障りのない”優しい”と無意識に言い換えているのかなと。

 

実際にぼくも、誰かに”都合よく”ご飯を奢ってもらったりしてもらうと「あの人は優しい人だった」と表現しているのかもしれない。

結論

それでもぼくは優しい人ではありたいな、と思ったり。

 

やえがし
やえがし
女心は難しいで

 

これまでの恋愛観をぶっ壊した一冊はこちら。

ABOUT ME
やえがしくにひこ
やえがしくにひこ
意識だけ高い学生ブロガー。当たり前のことをそれっぽく言うのが得意。普段は大学に通うフリをしながら意識高い大学生に読まれる個人ブログ「がちろぐ」を運営中。缶ビール奢ってくれたら一晩中語り尽くします。たまにドローン飛ばします。立命館大学在学中。