オピニオン

とにかく数をこなしまくれ!成功したいなら、質よりも量を意識すべき

こんにちは。やえがし(@yegs_)です。

今日は「ORIGINALS 誰もが『人と違うこと』ができる時代」を読みました。

 

その中で特に印象に残ったのは、「ある分野における天才的な創作者は、同じ分野にとり組む他の人たちよりも、とくに創作の質が優れているわけではない」という一節。

つまり、質にこだわるよりも量をこなしたほうが上手くいくということ。

 

そこで今回は、その一節を所感を交えながら紹介したいと思います。

成功したいなら、とにかく量をこなすこと

創作者がみずからのアイデアを適切に評価できないとすれば、傑作を生み出す可能性はどうすれば高められるのだろうか?

その方法とはズバリ、「多くのアイデアを生み出すこと」だ。

サイモントンの研究によると、ある分野における天才的な創作者は、同じ分野にとり組む他の人たちよりも、とくに創作の質が優れているわけではない、という。

ただ、大量に創作すると、多様な作品が生まれ、オリジナリティの高いものができる確率が高くなるのだ。

サイモントンは「影響力のあるアイデアや成功するアイデアを生み出す可能性は、創出されたアイデアの総数が多いことがプラスに働く」と述べている。

引用:ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

量をこなすことが、質を高めることにつながる

前述の心理学者サイモントンによると、分野を問わず、最も多作な人たちは独自性に秀でているだけではなく、もっとも多く作品を生み出す期間内に、もっともクリエイティブな作品を生み出してもいる。

(中略)

「マイナーな製品がもっとも多く創作された期間は、メジャーな作品がもっとも多く創作された期間と同時期であることが多い」とサイモントンは述べている。

エジソンの場合、「一〇九三の特許を保有しているにもかかわらず、最高傑作といえるものの数は、おそらく片ほうの手の指に収まるくらいだろう」ということだ。

一般に、質と量は両立できないもの、つまり、よりよい仕事をしたければ、よりシンプルに、最小限の仕事しかしてはいけないものと考えられがちだが、これはどうやら間違っていたようだ。

それどころか、アイデアの創出に関していえば、大量生産が質を高めるためのもっとも確実な道なのである。

引用:ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

ほとんどの人は、質をコントロールできない

ごく一部の「アイデアの宝庫」のような人は、創造過程の初期段階において斬新なアイデアを出すことがあるが、ほとんどの人は、初期のアイデアはありふれたものであることが多い。

つまり、「どこかで見たようなもの」とほとんど同じだったのだ。ありがちなものを除外してようやく、ありえないほど自由な可能性を考慮する余地が生まれる。

(中略)

自分のアイデアを適切に評価できるようになるには、何より他者からの評価を収集することだ。とにかくたくさんのアイデアを提示し、どれがいちばんウケるのかを見てみる。

引用:ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

結論

いざブログの質を上げるとなると、文章の構成や情報量などといった細かいところに気をつけていかなくてはなりません。

ただ初めのうちは、必要以上に質を意識したところで大して変わらないんですよ。

だって1ヶ月前に「これは自信作だ」と思っていた記事も、今となっては「よくこんな記事で満足していたな」と思うことが良くあるんですよね。

 

それはブログに限った話ではなく、小学生の頃に苦労した九九なんかもそう。

最初はなかなか覚えられずに、生まれて初めての挫折を味わったり。

それでも泣きながら、「にいちがに。ににんがし。」と繰り返していたおかげで、今では何の苦労もなく答えが出てきますよね。

これが質を重視して、「リンゴが2個入っている袋が1袋あるから、リンゴは全部で2個」などとやっていたら、途中で嫌になっていたと思います。

 

結局ぼくのような凡人は、圧倒的な量をこなすしか這い上がれないんですよ。

 

クリエイターにとって何より大切なのは、質よりも圧倒的な量。

ブログに関しては、目に見える数字をもっともっと意識していきます。

 

やえがし
やえがし
完璧主義はクソ
ABOUT ME
やえがしくにひこ
やえがしくにひこ
意識だけ高い学生ブロガー。当たり前のことをそれっぽく言うのが得意。普段は大学に通うフリをしながら意識高い大学生に読まれる個人ブログ「がちろぐ」を運営中。缶ビール奢ってくれたら一晩中語り尽くします。たまにドローン飛ばします。立命館大学在学中。