こんにちは。やえがし(@yegs_)です。
突然ですが、この中で当てはまるものはいくつありますか。
どうでしたか。きっと全部当てはまりましたよね。
もちろん、ぼくは当てはまりました。
もしも当てはまらなかったら、どうか当てはまったことにしてください。
ただきっと、ぼくらの親世代は全く違いますよね。一つも当てはまらない人も多いはず。
ぼくらの親世代は、夢のマイホームを建てるために何十年のローンを組んだり、ギラッギラに輝くスポーツカーを欲しがったりするイメージ。
きっとそれらを手に入れるために働くことが生きがいでもあり、モチベーションの源泉でもあるんですね。
しかし、ぼくらの世代は違う。親世代と同じようなモチベーションは得られませんでした。
ただそんなことを知らない親世代は、ぼくらに向かってこう言ってきます。
そんなことを聞くたびに、ぼくは心の中でこう思います。
そんなぼくら世代のモチベーションは、どこから生まれてくるのでしょう。
「モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書」を読んで勉強したので、今回はそれを共有したいと思います。
Contents
ぼくらの世代は「乾けない世代」
ぼくは物心ついた頃から、「朝早く出ていって夜遅く帰ってくる父親のようにはなれない」と薄々感じていました。
自分の人生の大半を捧げるほど、夢中になれる仕事に就ける気がしなかったからです。
親世代の多くは、家や車を買うことや綺麗な女性と一夜を過ごすことをモチベーションにして仕事に励んでいます。
お金さえ稼いでしまえば、それらの欲望は満たされる。だからそこに疑う余地はなかった。
ただどうして親世代は、「お金を稼ぐ」ことに生きがいを感じていたのか。
それは働いて何かを達成することが、同時に社会貢献につながっていたから。
戦争で負けた日本には、何にもありませんでした。
だから「自分が働くことで、世の中の空白を埋めることになる」と実感できました。
一方で、ぼくらの世代は何の不自由もなく生活することができましたね。
それは親世代のおかげで、生まれたときから足りないものがなかったから。
ぼくらの世代には、親の世代にあった「ないものに対する渇望感」がないんですよね。
尾原さんは、そんなぼくら世代のことを「乾けない世代」を定義しています。
人間の幸せは5つの種類に分けられる
人間の幸せは、大きく5つに分けられるそうですね。
- 達成
- 快楽
- 友好な人間関係
- 意味合い
- 没頭
「達成」とは、できなかったことを成し遂げたときに感じる幸せのこと。
「快楽」とは、美味しいものを食べたり、好きな人と抱き合ったりするときに感じる幸せのこと。
これら2つの幸せが、親の世代にとってのモチベーション。
「友好な人間関係」とは、「別に何も達成しなくていいから、好きな人と笑っていたい」と感じること。
「意味合い」とは、「自分がやっていることが大切な人のためになっている」と実感すること。
「没頭」とは、自分が行うすべての作業に基準を設けて、その中で成長し続けること。
これら3つの幸せが、「乾けない世代」にとってのモチベーション。
「乾けない世代」にとって、仕事での人間関係も良好で、その中に意味合いを見出して、それに没頭できることが、最高の幸せを感じるポイントなんですね。
「達成」と「快楽」を追求しない世代
「達成」や「快楽」といった幸せをモチベーションとしてきた親世代からは、このようなお叱りがあるかもしれません。
ただ「乾けない世代」のモチベーションは、「友好な人間関係」や「意味合い」や「没頭」といった幸せなんですよね。
それぞれモチベーションとなる幸せが違う以上、同じような価値観で捉えることは難しいですよ。
「乾けない世代」はどのようにすれば良いのか
では、親の世代のように「達成」や「快楽」を追求しない「乾けない世代」は、どのようにすれば良いのでしょうか。
本書には、以下のように書いてあります。
ここで認識しておかなくてはならないことがあります。
それは、「乾けない世代」は、決められた目標に対してただ邁進してきた上の世代とは、戦う理由が違うということです。
そして、まさに「これをやれば成功する」という黄金律がない時代の今だからこそ、自分だけにしかできないことを突き詰め、楽しみをお金に換えていくことができる「乾けない世代」は強いのです。
簡単に言えば、「強みを磨いて自分にしかできないことをやろう」ということです。
ただそうはいっても、「友好な人間関係」「意味合い」「没頭」を満たすものなんてなかなか見つからないですよね。
ですので焦らずに前進して、自分だけのモチベーションの源泉を見つけていきましょう。
「乾けない世代」は無数の可能性に溢れている
本書を読み終えた「乾けない世代」は、「親世代とはモチベーションの源泉が違うんだから、無理に合わせなくても良いんじゃね」と気づくことができるでしょう。
ぼくらの親世代の方も、「乾けない世代」の取り扱い説明書として読んでみてください!
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