【書評】「『好き』を『お金』に変える心理学」を要約してまとめてみた

こんにちは。やえがし(@yegs_)です。

大学生

もっと自由に使えるお金があったら…。

このような悩みを抱えた大学生は多いのではないでしょうか。

そこでおすすめなのが「『好き』を『お金』に変える心理学」という書籍。

メンタリストのDaiGoさんが「お金の無限ループを回す方法」を解説している本です。

やえがし

学校では教えてくれない話

この記事では、「お金の使い方に関する3つの誤解」について紹介します。

記事を読み終えると、「もっとお金があったら」と悩むこともなくなるでしょう。

「好き」を「お金」に変える心理学

created by Rinker

Contents

お金の使い方に関する3つの誤解
お金を稼ぐだけでは、幸せになれない
【おすすめ】本を読むなら「Prime Student」が最強

お金の使い方に関する3つの誤解

ここでは、「お金の使い方に関する3つの誤解」について紹介します。

誤解①：お金を使うのは悪いこと

お金の使い方には、大きく分けて二つのパターンがあるそう。

一つは、一時的な喜びが得られる単なる投資。

もう一つは、将来、収入という形で戻ってくる可能性のある投資。

この違いを知り、財布からお金を出すとき、

大学生

この使い方はどっちだろう

と意識できるかどうか。これがとても大事。

とはいえ、生きていく間に使うお金すべてを投資に回すことはできません。

そこで、重要になってくるのが選択と集中です。

何に重点的にお金を使うか
どの使い方に投資の習慣をつけるよう心がけていくか
どのように使えば、将来お金がお金を連れて返ってきてくれる可能性が高いか

こうした点を踏まえた上で、選択し、集中することが大切です。

お金を使ったことで、将来的にその額以上のリターンが返ってくる条件。

それは、お金の使い道が自分の好きなものであるかどうかだそう。

好きなことであれば、同じお金でも自動的により習熟しようとします。

そして、技術的な高みに向かおうとするので、将来的に成果となって返ってくるんですね。

だからこそ、自分の好きなこと、得意なことには惜しまずお金を使うことが大切。

ムダを省き、まとまった額のお金を保有するのは大切なこと。

ただし、本当に重要なのはお金がまとまったところでどうするか。

そのまま漠然と貯めておくのは意味のない行いです。

メリハリをつけ、自ら選択した特定の場所に集中させる。

節約や倹約は、そのための資金作りとして役立てましょう。

お金を使うときに「これは浪費。これは投資」と分けて考える
「お金を使う＝悪いこと」という意識を捨てて、増える使い方を身につける
選択と集中で「好きなこと」には、惜しまずお金を使う

誤解②：貯金が成功への近道

貯金を増やすことは、誰にも悟られず、こっそり自信を高めるための自己暗示になります。

また資産という目に見えるものは、すぐに心の拠り所となり、自信をもたらしてくれます。

しかし、資産によって与えられた自信は、本物の自信ではないことを忘れてはいけません。

資産があるから自信があるという状態に陥ると、次第にお金のために動くようになります。

まずは、稼いだお金が減らないように貯金を繰り返します。

そして、いま立っている地点を守ろうとし、変化を嫌うようになります。

自信を本物に変えるためには、行動を起こし、新たな経験を積む。

そして、成功でも失敗でも動いたことによって得られる結果を体感することが不可欠。

何も得られるものがないまま、何となく貯めていき、最後までお金を使わないなら、

大学生

一体何のために我慢したんだろう

ということになるのは明らかじゃないですか。

そもそも、お金は自分や他人に投資して増やしていくべきもの。

コツコツと蓄えたところで自分の現在の収入以上に貯めることはできません。

そうやってチャンスを逃してしまうくらいなら、確実な自己投資を行う。

そして、いまの自分を超える成長につながる努力を積み重ねていきましょう。

貯金だけでは本物の自身は身につかない。自己投資にお金を使おう
ここ一番というタイミングでは、迷わずお金を投じる
特に20代、30代は貯金よりも経験、勉強に投資する

誤解③：お金は使うとなくなってしまう

お金の無限ループを回せるようになれば、得られる収入はどんどん増えていくそう。

また、そのお金は好きなことに投入できるので、いつまでも幸せでいられるんですね。

マイケル・サンデル教授は有名な講義の中で、

サンデル教授

自由とは、自分のルールにしたがって行動すること。すなわち自律を意味する

という内容の言葉を語っています。

つまり、自由とは、自分の望んだ人生を自分で選択して生きていくという意味。

お金は自立のために必要な額を稼ぎ、望んだ人生の実現のために使っていくための道具。

多くのお金を稼ぐことでも、贅沢に使うことでも、貯めこむことでもありません。

何よりも重要なのは、自分の好きなことをやって後悔なく生きられるかどうかです。

ぼくたちは、お金を稼ぐためには、「好きなこと」を我慢しなくてはいけないと考えがち。

大学生

仕事は本来つらいもの。お金を稼ごうと思ったら、やりたくないことでも我慢してやらなくてはいけない

大学生

好きなことにお金を使っていたら、すぐにお金はなくなってしまう。好きなことは我慢しなくてはいけない

しかし、これは逆だそう。

「好きなこと」を我慢しないほうが、お金が戻ってくる可能性が高くなるんですね。

もちろん、苦しみに耐えながらお金を稼ぐ、貯めるというやり方もあるでしょう。

しかし、必ずどこかで成長の限界がきます。

なぜなら、本当の成功を手にしている人は、みんな仕事を心から楽しんでいるから。

「好きなこと」にとことんエネルギーを注ぎ込み、その報酬としてお金を得る。

だからこそ、成功を持続させることができるんですね。

節約、貯金のために「好きなこと」を我慢しない
お金を貯めこむためではなく、自由に生きるために稼ぎ、使う
「お金」「好きなこと」「仕事」がぐるぐる回る無限ループを作る

お金を稼ぐだけでは、幸せになれない

「お金の使い方に関する3つの誤解」をまとめると、以下のようになります。

お金を使うのは悪いこと
貯金が成功への近道
お金は使うとなくなってしまう

大学生

お金を使ったら将来生活に困るんじゃない…？

という悩みを抱えている方もいるかもしれません。

しかし、富を作る人は、お金を使わないのではなく、どこにお金を使うかを考えています。

「好きなこと」「得意なこと」に関しては、お金を惜しみなく使い、再投資していく。

そうすると結果的に、必要十分な量のお金を継続して手に入れることができるんですね。

やえがし

選択と集中

本書ではもっと詳しく解説されているので、気になる方はぜひ手に取ってみてください。

「好き」を「お金」に変える心理学

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