【書評】「ブランド人になれ！」を要約してまとめてみた

こんにちは。やえがし(@yegs_)です。

突然ですが、あなたは田端信太郎さんを知っていますか。

ほとんどの人が知ってるとは思いますが、一部の知らない人のために説明しておきます。

田端さんはツイッターでは知らない人がいない有名人で、2018年の2月にはLINEからZOZOに移られました。

「前澤さん、調子に乗りすぎ？」世間の疑問に、ZOZO田端信太郎さんが出した答えとは https://t.co/1WBUbCbEZL
— 田端＠田端大学塾長である！ (@tabbata) 2018年10月10日

今回は、そんな田端さんの最新作「ブランド人になれ！」を読んだので、特に印象に残ったところを5つほど紹介したいと思います。

ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言 (NewsPicks Book)

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Contents

汗水に価値はない
無礼者でかまわない
とにかく量をこなせ。量が質を生む
何も知らない金魚であれ
「優秀な人」より「おもしろい人」のほうが強い
おわりに
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汗水に価値はない

一言で言えば、「お客様を喜ばせること」、それだけがブランド人の仕事だ。

ぼくは「努力」とか「頑張る」とかいう言葉が嫌いです。

どんなに苦労したって、汗水を垂らしたって、結果が出なければ意味がないと思ってます。

言い換えれば、どんなに手を抜いていても結果を出せばそれが正義。

こういうことを書くと、「やる側の気持ちにもなれ」などと言われるかもしれません。

ただ誰も喜ばせないし、誰の役にも立たないし、誰からも感謝されないことはいくらやったって自己満でしかないんですよね。

つまりは、誰からも必要とされてないんですよ。

そんなのやめてしまえば良くないですか。

無礼者でかまわない

時はカネなり。「何をやらないか？」は「何をやるか？」よりも重要だ。昔から続いているというだけの意味のない仕事に時間を浪費するのは、今すぐやめてしまえ。
常識ハズレで十分だ。無礼者でかまわない。イノベーションはそこから生まれる。

何の意味があるのか分からないものが、世の中にはたくさんありますよね。

たとえば成人式とか。もはやどんな感じだったかも思い出せません。

ただ、一つだけ思い出せました。恩師からメッセージがめちゃくちゃ事務的でした。

あの式典って何の意味があるんですか。仲良かった人と会うだけなら飲み会で十分ですよ。

とにかく量をこなせ。量が質を生む

他人が喜んで銭を払ってくれるようなレベルにまで、仕事の本質を高めるためには、圧倒的な量をやりきる時期が絶対に必要だ。
量をこなさない人間が、ブランド人になることは絶対にない。量は質に転化する。

「質がともなってないと意味がない！」という言葉はよく耳にします。

ぼくは半分は正解だけど、もう半分は間違ってると思うんですよね。

その人に質をとことん追求できる力があるんならその通りですよ。

しかし初心者がいくら質を追求しても、不完全なものしかできないじゃないですか。

ぼくのブログも始めた当初に比べれば、大分マシになりました。

なぜならとにかく量を意識してきたから。量はいずれ質に転化しますよ。

何も知らない金魚であれ

毛沢東は革命の三原則は「若いこと」「貧しいこと」「無名であること」と言ったが、持たざるものだからこそ、無理や無謀を突破できるのだ。

ぼくらにはたっぷりと時間があるけど、資産はないし名誉もない。

そんな持たざるものであるからこそ、無理や無謀を突破できるんですよね。

過去にあった成功体験が強烈であればあるほど、それに固執してしまうのが人間の弱さ。

そういった意味では、手垢のついてないぼくらは最強ですよ。

「優秀な人」より「おもしろい人」のほうが強い

人はどうなるのかわからない予測不能なことにワクワクする。
どんなに優秀であっても予定調和で予測可能の安定した人生を送っている限りブランド人への道は拓けないのだ。安く定まると安定と読む。
正しいより楽しい道を、賢いよりおもしろい道を選び取れ！

どれだけ優秀でも、その優秀さはいずれAIに取って代わられてしまう。

しかし人間的な面白さはなかなか取って代わられませんよね。

だってそもそも人間じゃないんですもの。

「こいつすげぇなぁ」という人はよく見かけるけど、「こいつ面白いなぁ（笑）」という人はなかなか見かけないんですよ。

そういった人間的な深みがある人はめちゃくちゃ貴重な存在。讃えたい。

おわりに

ビジネスは最高のエンターテイメントであり、最高のチームスポーツだ！失敗しても死にはしない！勝つか負けるかわからないギリギリの戦いに今すぐ飛びこんでしまえ！
さあ、24時間ワクワクに満ちた砂かぶり席へ、今すぐ座席を移動しよう。

「ブランド人になれ！」を読み終えると、そこには胸がアツくなっている自分がいました。

「やったるでええええ！！！」のような気分になれる。まるでエナジードリンクのよう。

ブランド人になりたい人
ギリギリの戦いに興奮する人
田端さんの生き方に共感した人

そんな人にオススメの一冊です！

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