ぼくの好きな言葉でこんな言葉があります。
直訳すると、「あなたがそれになるまではそれのふりをしろ」という意味。
言いかえれば、上手くいくまでは上手くいっているふりをしろということ。
初心者をアピールすることに何の意味があるのか
ブログを8ヶ月続けてきて、めちゃくちゃ思うことがあるんですよ。
ツイッターで見かけるんですけど、名前の後ろに「@初心者ブロガー」って書いてる人。
プロフィールにご丁寧に「初心者です」と断っている人。
どういうわけか、初心者であることを誇らしげに語ってくるんですよね。
よくわからないんですけど、初心者をアピールすることに何の意味があるんですか。
実力者で溢れるツイッターにおいて、どれだけ自分が初心者であることを語っても興味持たれるはずがないじゃないですか。
同じ時期に始めたブロガーさんと繋がりたいのなら話は変わりますけど。
何者かになりたいなら堂々と名乗ってしまえばいい
もし何者かになりたいなら、堂々と名乗ってしまえばいいと思うんですよ。
今は実力が足りてなくても周りに名乗ってしまえば、理想と現実のギャップを必死に埋めようとするじゃないですか。
「あの人は口だけだよね」というレッテルを貼られるのが怖いから。
それがどうしても恥ずかしいなら、初心者であることなんて言わなければいいんですよ。
そもそも初心者であることなんて、ブログなどのポートフォリオを見れば何となく分かることですし。
それなのにアピールするのは、失敗したときの保険をかけているのと同じですよ。
感情を動かさない作品に存在意義はない
そんな保険をかけた記事なんて、揃いも揃ってつまらないし読む価値がないんですよね。
「どこかで妥協してもいいや」という熱量のなさが目に見えて分かるから。
ただ、これに関してはブログに限った話でもないと思います。
初心者アピールするエンジニアが書くコードもそう。
初心者アピールするデザイナーが描くデザインもそう。
あらかじめ保険をかけた作品に秘められた想いなどない。
想いのない作品に人の感情を動かす力などない。
感情を動かさない作品に存在意義などない。
心の底からそう思います。
おわりに
上手くいくまでは上手くいっているふりをしましょう。
その根拠のない自信が、いつか確固たる自信に変わることを願って。