こんにちは。やえがし(@yegs_)です。
2019年4月13日。ブログ「がちろぐ」を開設して1年が経った日です。
そこで今回は、この1年間で感じたことを文章に起こしていきたいと思います。
Contents
ブログはどれだけ書いても不労所得にならない
よくブログは「最初頑張れば後は何もしなくてもお金が入ってくる」とか言われるけど決してそんなことはないです。
事実ブログ開設から1年が経った今でも記事を書かなくなったら光の速度で収益落ちるし。
そもそも稼ぎたいという動機でブログを始めるのはよくないと思います。
なぜならブログである程度の収益が入ってくるようになるにはそれなりの時間が必要だから。
もちろん「月に1万円稼ぐ」とかの目標を設定してもいいけどそれを一番の目的にするのは良くないですよ。
ぼくがある程度の収益を出せるようになった時は、ブログで稼ぎたいというよりは、自分の好きなことを発信するの楽しいという気持ちの方が強かったです。
綺麗ごとに聞こえるかもしれないけどこれが真実。
ぼく自身は気づいたらブログそのものがアイデンティティになっていたし、見てもらってリアクションもらえることが何よりも快感でした。
収益はあくまでもおまけ。そもそもそれだけで生活できるほど稼いでないし。
同期のブロガーは気づいたらいなくなっていた
ぼくがブログを始めた頃は、とにかく一人で書いているのが心細かったのでツイッターで「初心者ブロガー」とか「ブログ始めたて」とかでエゴサして仲間を作っていました。
ただブログを書いていくうちに思ったんですけど、同期に始めたブロガーはどんどん辞めていくんですよね。何の音沙汰もなしに。
その時は「どうして辞めていくんだろう」と思っていましたが、よくよく考えれば当然のことなんですよね。
ブログって別に書かなくても生きていけるんですよ。
以前から周りの友達などにブログをやっていることを伝えてなければ、ブログを辞めようと何も言われない。当たり前ですよね。そもそも知らないんだから。
ブログを始めた最初の頃なんて1記事書くのに半日とか余裕でかかるんですよね。それをリアルな生活と並行して行わなければいけないので相当な負担ですよ。
そりゃあ辞めるわと今となっては思います。
何かを達成するためにはそれなりの時間がいる
他にやりたいことが見つかって、ブログを書く時間をやりたいことに充てるなら全然いいと思います。むしろそれが健全だと思うから。
ただこれだけは言っておきたい。
ブログで稼ぎたかったけど稼げなかったから辞めた人とか、ブログを始めてみたはいいけど何となくダルくなったから辞めた人は、これから何をやっても同じことを繰り返すと思います。
ぼくはブロガーなのでブログについてしか話せませんが、プログラミングにしろデザインにしろ何にしろ辛い時期はあると思うし辞めたくなる時期はあると思います。
つまり何が言いたいかというと、何にしろある程度結果が出て楽しく感じるまでには時間がかかるということ。
そもそもぼくがブログで結果を出しているかは置いておいて。
実際にぼくもブログを開設した当初は周りから「今更ブログかよ」とか「痛すぎwww」とかめちゃめちゃ煽られました。
それでもブログを続けたのは何者でもない自分が嫌で嫌で仕方なかったから。それまでの人生で何も達成できなかった自分が憎くて憎くて仕方なかったから。
ぶっちゃけ続けてさえいれば、遅かれ早かれ結果はついてくると思います。そのうち周りのブロガーは辞めていくから。
ブログを始めるのにセンスもスキルも必要ない
プログラミングやデザインにはある程度のセンスがいるのかもしれません。
ただブログに関してはセンスの「セ」の字も必要ないです。
これに関してはぼくの最初の記事を見てもらえれば分かると思います。
一言で言えばゴミです。あまり自分の記事をゴミとか言いたくないんですけどこれは正真正銘のゴミです。
まずタイトルから意味が分からない。内容もガバガバ。何を伝えたいのか分からない。
今となっては恥でしかないけど、この記事がぼくの原点なので余程のことがない限り、これからも残したいと思います。記事が消えたらそういうことです。
とにかくこんな状態からスタートしましたが、気づいたら月に1万人以上が見てくれるブログにすることができました。
もちろん上には上がいるけど、その人たちは例外。ブログにセンスはいらないのにセンスを持ってしまったズルい人。ぼくも来世はあぁなりたい。
爪痕を残したい大学生にとってブログは一つの選択肢
ぼくのように「大学生活で何か爪痕を残したい」という人にとって、ブログは一つの選択肢になるのかなと思います。
かく言うぼくは大した理由もなく、何となくでブログを開設しました。
ブログを始めたころは何が面白いのか分からずにひたすらに記事を書く毎日。
ただあの時のぼくは後がなかったので、「つまらないから辞める」という選択肢はなかったんですよね。
ただそれでもずっと家や大学に引きこもっていても成長できないと思ったので、イベントに顔を出したり、ヒッチハイクしたり、高知の山奥に行ったり、ガチガチに企画組んだり、それぞれの過程をブログという媒体を通して発信してきました。
そのようにしていると、周りから「ブログ楽しみにしてるよ」と声をかけてもらったり、ブロガーとしての話を聞きたいといったDMが月に何通か来るようになりました。
これってぼくにとっては革命的で、今までの人生で「自分の話を聞きたい」と言ってもらえる機会なんてなかったので嬉しい限りです。
ブログを1年間続けて何者かにはなれたのかも
その中でも一番ブログをやっていて良かったなと思うのは「何者」かになれたこと。
先述した通り、一年前の自分は何者でもないことが嫌で嫌で仕方ありませんでした。
周りの大学生より自分ができることは何なのか。周りの大学生と自分で違うところはどこなのかを延々に考えている日々を過ごしていました。
あまり苦労話は好きではないんですけど、あの頃はとにかく必死だったのを覚えています。
ただこの一年を通して「ただのやえがし」から「ブロガーのやえがし」として周りから認知を取ってもらえるようになったのかなと思います。
自分のことが嫌いで仕方なかったぼくですが、ブログを通して少しだけ自分のことを好きになれたのかもしれません。
いつになったら本当の意味で自分に自信を持てるのかは分かりませんが、生きている限りは何かしらの形で情報発信はできたらいいなと思います。
ブログ2年目のキーワードは「無知」と「就活」
ぼくは4月で大学3回生になりました。いよいよ大学生活も折り返しです。
大学3年になるとやっぱり意識せずにはいられないのが就活ですよ。
大学2年のころは「ブログで食べていく。就活なんてせんわ」と豪語していましたが、「やっぱり一度は組織に入って色々なことを経験したい」というマインドに変化しました。
もちろんブログ一本でいくのも不可能ではないと思いますが、それだと今見えている世界が広がっていかないと思うんですよね。
ブログで食べていけなくなるのが怖いというよりは、このまま会社の組織というものを知らずに生きていくことが怖かった。
情報発信をしていると思うんですが、知らないことってめちゃめちゃ怖いんですよね。
ブログに限った話では、タイトルのつけ方、読まれる文章の書き方、効果的な広告の貼り方など知っていればすぐに実践できることを、「知らない」というだけでめっちゃ機会損失してることが往々にしてあるんですよね。
「知らないのは怖い」というのは、この1年間でひしひしと感じたこと。
たった1年間でこれだけ感じたのに、これから何十年も社会についてよく知らずに生きていくことは自分にはできないと思ったので、就活はちゃんとやろうと決めました。
つまり何が言いたいかというと、ブログ2年目は「知らないこと」を減らすために様々な分野のことについて勉強する。そしてこのブログで発信する。(もしかしたら新しくメディアを作るかも)
そして、就活についてもガチガチにこなしていきたいので、就活系のイベントにもバンバン参加して、そこでも情報発信をする。
ぶっちゃけそこまで発信内容が変わるわけではないですが、エンタメ要素が減って、アカデミック要素が増える感じですね。自分でも何を言ってるのかわからん。
これ以上書き続けていると、大学生活が終わってしまいそうなのでそろそろ締めますが、こんな自己満の記事をここまで読み進めてくれたあなたは多分ぼくのことが好きですね。
ぼくもあなたのことが好きです。あなたのためなら毎朝のバナナを3本から2本に減らせます。
冗談はこの辺りにしておいて、このブログをいつも見てくださっている方には本当に感謝しています。ありがとうございます。
みなさんがいなかったら、ぼくは今こうして記事を書いていることもなかっただろうし、いつまでも「自分は何者なんだろう」と悩み苦しむ生活を送っていたと思います。
これからもみなさんのタメになるような、あるいはみなさんが少しでも笑ってくださるような記事を書いていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。
八重樫邦彦