最近テレビで流行っている恋愛番組を見たりすると、こんなやりとりをよく見る。
BGMはこちらをどうぞ。
そこは森の中にあるオシャンなログハウス。
家でポテチを食いながらスマホを見つめるぼく。
今回は、好きなタイプを聞かれて”優しい”を挙げている人が信じられないという話。
そもそも”優しい”とは?
そもそも「優しい」とはどういう意味なのか。
Google先生に聞いてみると以下のような意味らしい。
①穏やかで好ましい。おとなしくて好感がもてる。
②思いやりがあって親切だ。心が温かい。
③上品で美しい。優美だ。
女性から男性に対して使う「優しい」は②の意味で使うことが多いはず。
思いやりがあって親切で、心が優しい人に魅力があるのは間違いのない事実。
けどぼくは、それが「カッコいい」とか「頭が良い」を差し置いて一番目に出てくるとはどうも思えない。
”優しい”人とは異なる人と付き合う人たち
さかのぼること、ぼくが高校の頃のお話。
おそらく文化祭の準備からの帰り道でのやりとり。
ぼくは確信していた。
こいつは近いうちに俺に告ってくると!!!
そんな期待をよそに、間もなく彼女は別の男子と付き合っていた。
その相手が当時苦手だった、チャラチャラしたやつ!!!
彼は優しい人とは程遠い、傍若無人な男(ように見えた)だ。
ピュアだったぼくの心は激しく傷ついたのを覚えている。
”優しい”の奥に秘められたもの
それでは「好きなタイプは優しい人です」で使われている”優しい”とはどのような意味で使われているのか。
ぼくはここで使われている”優しい”は”都合が良い”という意味だと考えている。
ご飯を奢ってくれて、財布の都合が良い。
ブランド物のバッグを買ってくれて、都合が良い。
どうでも良い話だけどちゃんと聞いてくれて、精神的に都合が良い。
そのような”都合が良い”を直接に表現するとトゲが立つから、当たり障りのない”優しい”と無意識に言い換えているのかなと。
実際にぼくも、誰かに”都合よく”ご飯を奢ってもらったりしてもらうと「あの人は優しい人だった」と表現しているのかもしれない。
結論
それでもぼくは優しい人ではありたいな、と思ったり。
これまでの恋愛観をぶっ壊した一冊はこちら。