こんにちは。やえがし(@yegs_)です。
今日は待ちに待ったイベント「LIFE〜じぶんの教科書の作り方」が行われる日。
そんなわけで眠い目をこすりながら、大阪にある天満ガーデンへ行ってきました。
今回の「LIFE〜じぶんの教科書の作り方」は以前とは違う盛り上がりがありましたね。
参加された方は備忘録的に!
参加できなかった方は会場の熱い雰囲気を感じてください!
幻冬舎の箕輪さん(@minowanowa)などが登壇された、前回のレポートはこちらから。
Contents
LIFE〜じぶんの教科書の作り方
登壇者紹介
リンクアンドモチベーション 取締役 麻野耕司氏
慶應義塾大学法学部卒業後、株式会社リンクアンドモチベーション入社。2010年、中小ベンチャー企業向け組織人事コンサルティング事業の執行役員に当時最年少で着任。2013年、成長ベンチャー企業向け投資事業を立ち上げ、アカツキ、ラクスル、ビズリーチなどに出資。新しい投資スタイルとして注目を集める。人事マネジャー時代には、就職人気企業ランキングで自社を38位まで押し上げ、社長室マネジャー時代には同社のM&Aや東証1部上場を推進。2016年、新規事業として国内初の組織開発クラウド「モチベーションクラウド」を立ち上げ。2018年、同社取締役就任。 著書 :「すべての組織は変えられる〜好調な企業はなぜ『ヒト』に投資するのか〜」(PHP研究所)、「就職活動の新しい教科書」(日本能率協会マネジメントセンター)
TSグループ 専務取締役 竹之下裕之氏
高校卒業後は建設会社に就職し、現場監督を務める。その後、当時勢いを増していた人材派遣会社に転職。支社立ち上げから参加し、最終的に西日本統括次長に就いた。
ただ売り上げが絶対という社風があり、スタッフの入れ替わりが激しかった。部下を守りたいという気持ちと上層部からの支持の板挟みとなり、自分の望む人材派遣の形を求め、2004年、25歳で独立し、(株)TS工建を設立。
創業当時には珍しい建設業界の人材派遣サービスから始まり、2006年に始めた「医療ワーカー」という看護師に特化したサービスでは先行企業が一社しか無かった。また人材業界としては異例の求職者と法人の両方からヒアリングを行う一元管理性を導入し、その先見性を持って急成長を実現。
現在は売り上げ150億、全国に15支社を構えるグループ企業へと成長した。全国の人材紹介事業者中0.2%しか得ていない、厚生労働省からの「職業紹介優良事業者」を取得している。
2017年4月からは新卒紹介サービスもスタート。若年層の就職支援を通し、日本の生産性にも大きく影響するミスマッチを解消すべく取り組んでいる。
また介護事業を通して強く感じている日本の人材不足の現状を重く受け止め、外国人労働者の受け入れを見据え、海外事業にも力を入れている。
キャリアの作り方(自分創り)
麻野さん(@asanokoji)
「組織を通じて何かを成し遂げる幸せはかけがえのないもの。ただ組織を通じて誰かを不幸せにしてしまうこともあるから難しい。」#LIFEOSAKA— ブロガーやえがし (@yegs_) 2018年11月10日
麻野さん(@asanokoji)
「就活する人って自分探しをして悩んでしまうけど悩む必要はない。自分創りをしていけば良いから。」#LIFEOSAKA— ブロガーやえがし (@yegs_) 2018年11月10日
麻野さん(@asanokoji)
「モチベーション=目標の魅力(やりたい)×達成可能性(やれる)×危機感(やるべき)」#LIFEOSAKA— ブロガーやえがし (@yegs_) 2018年11月10日
麻野さん(@asanokoji)
「ビジネスマンは『目標の魅力(やりたい)』を意識しすぎ。仕事が楽しくないのは『達成可能性(やれる)』がないからであることが多い。やれることが少ないから仕事が面白くないと感じてしまうんだと思う。もちろんやりたいことが明確にあるならやればいい。」#LIFEOSAKA— ブロガーやえがし (@yegs_) 2018年11月10日
麻野さん(@asanokoji)
「迷ったら自分の能力が高まる方。どんなことがやりたいかなんてなかなか分からない。色んなことを経験する中で『こんなことがしたい』などと浮かんでくるはず。」#LIFEOSAKA— ブロガーやえがし (@yegs_) 2018年11月10日
トークセッション
Q. 20代の時にやっておいて良かったと思うことは?
麻野さん(@asanokoji)
「1つは採用をしていたこと。仲間を集める能力はどんなスキルより重要なので早いうちに身につけておいて良かった。もう1つはオーナー経営者の近くで仕事をしていたこと。全方向から自分の仕事が問われるよう。」
#LIFEOSAKA— ブロガーやえがし (@yegs_) 2018年11月10日
麻野さん(@asanokoji)
「力のあるやつは金のあるやつに使われる。金のあるやつは知恵のあるやつに使われる。知恵のあるやつは夢のあるやつに使われる。」#LIFEOSAKA— ブロガーやえがし (@yegs_) 2018年11月10日
Q. 20代の時にやっておいて良かったと思うことは?
竹之下さん
「1つは10代の時に挫折を経験したこと。2つはラグビーのクラブチームを作ったこと。3つはブラック企業で数字にコミットすることの大切さを知れたこと。」#LIFEOSAKA— ブロガーやえがし (@yegs_) 2018年11月10日
麻野さん(@asanokoji)
「目標達成はあくまでもゲーム。どんな高い目標でも楽しんでやれたらいいじゃない。」
竹之下さん
「どんなに鈍臭くても諦めずにやっていれば、いずれ慣れていくはず。」#LIFEOSAKA— ブロガーやえがし (@yegs_) 2018年11月10日
Q. どうして今の立ち位置までこれたのか?
竹之下さん
「目の前のことを一歩一歩着実にこなしていったから。出来ないことはやらなくても良い。」
麻野さん(@asanokoji)
「身につけたスキルは陳腐化していってしまうから、自分のモチベーションをいかにコントロールできるかが重要。」
#LIFEOSAKA— ブロガーやえがし (@yegs_) 2018年11月10日
麻野さん(@asanokoji)
「モチベーションをコントロールして、いかに前向きに仕事をできるかどうか。過去とか他人といった変えられないものより、未来とか自分といった変えられるものを力を注いでいこう。自分が前向きに変わっていくことによって、他人を変えられるかもしれない。」#LIFEOSAKA— ブロガーやえがし (@yegs_) 2018年11月10日
Q. 「この人凄いな!」と思う人はいますか?
麻野さん(@asanokoji)
「キングダムに出てくる天才軍師の李牧。何が凄いかって王様が無能なのに、変えられるものに力を注いでいたから。」
竹之下さん
「うちの会社で働いてくれている子。何が凄いってパッションが凄い。」
#LIFEOSAKA— ブロガーやえがし (@yegs_) 2018年11月10日
Q. 失敗体験はありますか?それをどう生かしてきましたか?
麻野さん(@asanokoji)
「マネジメントができなかった。部下の話を最後まで聞くようにした。その失敗体験が今の仕事にも繋がっていると思う。」
竹之下さん
「失敗を失敗だと思ってないのかもしれない。開き直れるから。」
#LIFEOSAKA— ブロガーやえがし (@yegs_) 2018年11月10日
Q. 自らをアップデートするために必要なことは?
麻野さん(@asanokoji)
「誰と一緒にいるかはすごい重要。そこに漂う空気感とか意識の相互作用などの影響力は絶大。」
竹之下さん
「自責の念を持つこと。誰かのせいにはしない。」
#LIFEOSAKA— ブロガーやえがし (@yegs_) 2018年11月10日
質疑応答
Q. モチベーションをコントロールする方法はなんですか?
麻野さん(@asanokoji)
「失敗をネタに転化すること。面白い話に失敗の要素はつきもの。桃太郎だって鬼がいなければ面白くない。鬼が攻めてきたから物語として成り立った。」
竹之下さん
「目標に対しての強い意志。」
#LIFEOSAKA— ブロガーやえがし (@yegs_) 2018年11月10日
Q. 会社にいる部下との関係で気をつけていることはありますか?
麻野さん(@asanokoji)
「”true” という言葉は大事にしている。陰口や悪口を言わないこと。弱音を吐いている部下がいたら『ナイスtrue』と声をかける。そういうことが言い合える関係を作りたい。」
#LIFEOSAKA— ブロガーやえがし (@yegs_) 2018年11月10日
Q. 上司と部下との関係性を築くときに気をつけていることはありますか?
麻野さん(@asanokoji)
「かつて個人と企業は縛り縛られる関係だったけど、リンクアンドモチベーションでは『One For All, All For One.』ということを大切にしている。」
#LIFEOSAKA— ブロガーやえがし (@yegs_) 2018年11月10日
質疑応答が終わった後も、麻野さんの熱い談義に耳を傾けていました。
アツい #LIFEOSAKA pic.twitter.com/6FQiB9ux4m
— ブロガーやえがし (@yegs_) 2018年11月10日
おわりに
イベントが終わった後は、麻野さんと直接お話をさせて頂く機会がありました。
ちょっと近寄りがたい人なのかなと思っていましたが、全然そんなことなかったです。
めちゃめちゃ物腰が柔らかくて、素敵な方でした。本当に。
ふと思ったのですが、100人近い学生が一同に会するイベントなんてなかなかないですよ。
平日じゃなくて土曜日、東京じゃなくて大阪、授業ではないから単位も出ないのに。
東京とかに比べたら、関西にはこのような学生向けのイベントが少ない。
ただそれはイベントが少ないだけであって、興味がある学生は多いと思うんですよ。
なのでそんな興味がある学生に「こんなイベントもあるんだよ」と広めたいし、広められる存在でありたいなと思った今日この頃。
幻冬舎の箕輪さん(@minowanowa)などが登壇された、前回のレポートはこちらから。