こんにちは。やえがし(@yegs_)です。
ぼくは「やっておいて損はないよ」という言葉が嫌いです。
「やっておいて損はない」からは何も得られない
「やっておいて損はない」で始めたことは、最初からすでに熱意がないんですよね。
今までを振り返ってみれば分かりますが、熱意がないものからは何も得られないんですよ。
例えばぼくだったら、浪人してた頃は「本気であの大学に入りたい」という熱意がありました。
だから今思い返しても「あの時の俺はがむしゃらだったなぁ」と覚えているし、「あの時の自分があったからこそ、今の自分がある」と良い思い出として振り返ることが出来るんですよね。
それに対して「やっておいて損はないよ」と小さい頃に周りから言われて始めた水泳なんかは、完全にやらされていたことだったので上達する訳もなく。
そんなことがあったからか、大人になった今も全くもって泳げません。(笑)
やりたくないことをやらされていたのでその時の記憶は決して良いものではなく、できることならもう二度と振り返りたくない過去になってしまいました。
他にやりたいことがあるなら、よそ見をするな
てかそもそも、誰しも本当にやりたいことが他あるはずじゃないですか。
将来は海外でバリバリ働きたいから英語の勉強をしたり。
何よりも食べることが好きだから世界中で食べ歩きをしたり。
彼女を何人も同時に作りたいから自分磨きに勤しんだり。
それなのに、大してやりたくもないことに時間を使いすぎじゃないですか。
もちろん、できることは多いに越したことはないです。
ただ残念ながら、ぼくたちにそんな余裕はありません。
「やっておいて損はないこと」という名のくだらないガラクタ作りはやめて、「本当にやりたいこと」という名の自分だけの何かを磨くことに時間を使いませんか。
努力は夢中に勝てない
大半の仕事をロボットがやるようになれば、人間は人間にしかできないことをするしかなくなる。合理性から逸脱した偏愛。すべてを失ってでも没入する熱狂。ロジックや計算では計れないものごとに価値が生まれる。努力は夢中に勝てない。
先日発売された、箕輪さん(@minowanowa)の著書での一節。
「これをやっておいたら損はない」と先の見えない未来を考えることに努力するより、「自分にはこれしかない」と思えるものに夢中になること。
ぼくは優等生のように全てがそれなりであるより、劣等生でも「これだけは負けない」というものに夢中になりたいです。
箕輪さんの著書「死ぬこと以外かすり傷」はぜひ一度手を取ってみてください!