こんにちは。やえがし(@yegs_)です。
こういうことを言ってくる大人、めちゃくちゃ多いです。
それに影響されて、ぼくも小さい頃は「人前で『お金』の話をしてはいけないんだ」と暗黙の了解に従っていました。
それは日本に限ったことなのか、世界全体も同じような感じなのかはわかりません。
ただこれってめちゃくちゃ謎ですよね。
それまで楽しく会話していても、「お金」の話になった途端に顔色が変わるのって。
投資家の村上世彰さんが書かれた本「いま君に伝えたいお金の話」では、そうなってしまう歴史的な背景を踏まえて、「お金」との上手な向き合い方を教えてくれています。
Contents
「お金」と向き合うための4つの思考法
自立して生きていくためには、お金は絶対に必要である
日々の暮らしをやりくりする最低限のお金がなければ、誰かに頼って生きるしかなくなる。
でも、頼れる人がいつもそばにいるとは限りませんし、自分の自由のためにも、衣食住をまかなえるだけのお金を持つことはとても大事なのです。
やりたいことをやるには、余分なお金があったほうがいい
自分のために、自分の将来のために、自分が自由にできるお金がある。
そのことは、心身ともに健やかに生きていくうえで大切です。
困ったときに、お金は君を助けてくれる
日々を楽しくするためにお金を使いながらも、余分なお金の一部をちょっとずつ貯めておくといいでしょう。
そうすると、人生で何か思いもよらぬことが起きたときに、その「お金」が君を助けてくれるからです。
(中略)
年齢によっても違いますが、若いうちであれば、収入がなくなっても1、2年は生きていけるくらいの金額をイメージしています。
君がお金を持っていれば、人を助けることができる
君が自分の幸せのために上手にお金を使えるようになったら、次のステップとして、「社会や人のために使う」ことについても知ってほしいと思います。
なぜなら、人のためにお金を使うことが、実は一番幸せなことだと僕は思っているからです。
「お金」を稼ぐためのたった1つの方法
好きなことを仕事にして稼ぐ
どうやって稼げばいいのか。それはすなわち、どんな仕事をするかということになります。
世の中にはたくさんの仕事があります。
選択肢は無数に考えられますが、どのような選択をしても、それはいずれも君自身の生き方に大きく影響を及ぼします。君自身の生き方、つまり君の幸せに大きく関係する。
だからこそ、僕には伝えたいことがふたつあります。
ひとつは、できることなら、好きなことを仕事にすると人生が楽しくなるということ。もうひとつは仕事を考えるうえで、お金の問題を軽視してはいけないということです。
「好きなことを仕事にしよう」をテーマにした本はありふれていますが、「後先考えずに、感情論で突っ走れ!」みたいな語り口のものが多いんですよね。
確かに読んでいるときはやる気に満ち溢れますが、理屈が欠けてしまっているので実際に行動するのは足踏みしてしまうことが多いんですよ。
ただこの本ではあくまでも冷静に書かれており、ぼくみたいな理屈っぽい人にとっては、「やってみよう」という気持ちになりやすいと思いました。
「好き」が人のためになっているか
大好きなことを仕事にできるかどうかは、それが「人のためになるかどうか」で決まります。仕事だって物々交換と同じ。誰かが君の仕事に価値を見出してはじめて君はお金を稼ぐことができるのです。
どんなに好きで得意なことであっても、誰かがそれに対して「お金を払いたい」と思わなければ、仕事にならない=稼ぐことはできません。
好きなことを仕事にしようと思っても、それが自分よがりだとダメなんですね。
良かれと思っていたことが、相手にとってはありがた迷惑だったなんて分かったらめちゃくちゃ悲しい。てか生きていけない。
ただ深く考え過ぎて行動できないのは意味がないので、「相手の立場になっても考える」意識を持つくらいが良さそうですね。
なんでもいいから夢中になってみよう
どんな仕事であれ、本気で集中してやれば面白くなるのです。
集中しているときというのは、その人の能力が最大限に発揮されるときだからです。自分の持っている力を思う存分発揮できる時間は、誰にとっても楽しいものです。
できれば自分の好きなことや得意なことを仕事にしたほうがいいのは、つまりそういう状態になりやすいからなのです。
(中略)
人生において、何かひとつのことに全力で取り組んだり、学んだりした経験は、かならず何らかのカタチで人生を切り拓く力になるはずです。
確かにどんなものでもやり続ければ面白くなってくるんですよね。
高校の頃はあれだけ嫌いだった英語の勉強も、浪人していた頃はもはや癒しでした。
最近流行りの、「好きなことで生きていく」もそういったゾーンに入りやすいからなんですかね。誰も明言しないけど。
お金は便利な「道具」にしか過ぎない
「いま君に伝えたいお金の話」を読む前のぼくは冒頭にも書いた通り、「お金について話すことは悪いことなんだ」だと考えていました。
ただ読み終えた後は、そんな間違った考え方から抜け出すことができました。
「お金は便利な『道具』にしか過ぎない」という考え方から、お金の上手な稼ぎ方や使い方まで詳しく書かれているこの本は必読の一冊だなと実感。
- 「お金」と上手に向き合いたい人
- 「お金は汚いもの」だと考えている人
- 「お金」の稼ぎ方や使い方を知りたい人
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