オピニオン

実際に通っていたぼくが教える、個別指導塾はやめるべき3つの理由

こんにちは。やえがし(@yegs_)です。

突然ですが、一つ質問させてください。

みなさんはやれば出来る子ですか?

聞き方を変えます。みなさんは”YDK”ですか?

ちなみにぼくは”YDK”でした。

何の話かというとぼくは中学生の頃、某個別指導塾に通っていたのですがそこのキャッチコピー?が”YDK”だったという話です。

ぼくは家の近くにある公立の中学校に通っていたので、ほぼ必然的に高校受験をすることになりました。

しかし当時のぼくは今よりも遥かに堕落していて、本格的に受験勉強を始めたのが中3の9月だったんですよね。

ちなみに中3の夏休みの記憶はないです。多分一日中ゲームしてたんだと思います。

周りが受験モードでピリつき始めた頃、流石のぼくも焦りを感じて親に頼みこんで塾に通わせてもらいました。

しかし今から集団指導の塾に付いていくのはキツいし、かといって家庭教師を雇うほどの余裕がうちにはありませんでした。

そこで出会ったのが”YDK”だったんですよね。

当時のぼくは家で全く勉強をしないといえど、学校の授業だけは真面目に聞いていたので学年で真ん中よりちょっと上くらいの立ち位置でした。

300人中130位くらい。

そこからは”YDK”中心に普通に勉強して最終的には300人中50位にまではなり、志望校には多分受かるだろうと思っていました。

本番も手応えを感じていて、合格発表の日。

母親に「まぁ、多分受かった」とか話しながら意気揚々と掲示板まで向かいました。

しかし、そこにぼくの番号はありませんでした。

帰りの車の中で思いっきり泣きました。

そのときの母親の残念そうな顔は今でも覚えています。

平静を取り戻し、「何で俺は落ちたんだろう」と考えました。

始めるのが遅かったといえど、それからは思いっきりやった。

本番前の成績も志望校に届いていた。

本番の手応えもあった。

そこでぼくに一つの疑念が生まれました。

塾が”YDK”じゃなかったらどうなったんだろ…

もちろんぼくの勉強が足りず本番がどこかでコケていたから落ちたのかもしれません。

ただ塾に通っている最中にも「俺、この塾に通っていて本当に大丈夫かな…」と思う場面が何回かありました。

前置きがめっちゃ長くなってしまいましたが、今回はそんなぼくが感じた個別指導塾はやめたほうがいいと思う3つの理由を紹介したいと思います。

講師の質がイマイチ

まずはこれですね。

実際に通っていて一番肌で感じた部分です。

大学受験の予備校は実際にそれを生業にしている講師の方々が主に教えているんですよね。

分かりやすくて人気のある講師は力をつけていき、授業が退屈で人気のない講師は淘汰されていくといった分かりやすい資本主義のシステムで実力のある講師も生徒もハッピーですね。

しかし高校受験の予備校は「超難関を目指します!」と謳うようなところでもない限り、アルバイトが授業や指導をしているところが多いですよね。

もちろんアルバイトをバカにしている訳ではなく、実力がある方はどんどん教えてじゃんじゃん稼いでもらえればいいと思います。

ただ結構な割合でどこの大学なのかも分からないような、やる気のない講師がいるんですよね。

実際にぼくもそういう人に教わっていました。

特にその傾向は個別指導塾に顕著で、最初から最後まで講師の素性がわからずじまいだったことも多々あります。

答え合わせのときも自分で考えずにじっと解答集を見つめながらやってるんですよね。

もしやと思って授業が終わった後にその解答集を見ると一字一句その講師が言ってたことと同じだったり。

別に解答集を見ることが悪いとは思わないですけど、お金貰ってるんだからしっかりやってほしいですよねぇ。

当時のぼくはそんなの気にしてる余裕なかったですけど。

料金設定が高い

次はこれです。

これに関しては授業料は全て親に出して貰っていたのであまり細かく把握してないです。すいません。

ただ一つ言えるのは、集団指導の塾に比べて個別指導の塾は相当高かったですね。

ただ授業料と指導の質はある程度比例すると思うので一概に値段で比べることはできないと思いますが。

しかし先述したように講師の質がイマイチだったので、「あの指導でこの値段もするの!?」と感じるのかもしれないですね。

ぼくが通っていた”YDK”には学校の冬休みに合わせて行う「冬期講習」というものがありました。

それが2、3週間で20万円くらいしたんですよね…

本当に母親とおばあちゃんには申し訳なかったな…

早いうち親孝行したい。

他の生徒との交流がない

最後はこれです。

”個別指導”と謳っている以上、他の生徒との関わりを求めるのはお門違いかもしれませんがあの頃の周りから受ける影響って物凄く大きかったです。

ただでさえ精神的に不安定な中学生なのに受験で神経質になるからそれについて相談することは必要不可欠ですよね。

そこで豆腐メンタルのぼくが直接相談するのは受験のことを何も知らない親か、やる気のないバイト君でした。

案の定何も解決しませんでした。

もちろん学校や授業外の塾で友達と受験のことについて話すことはあれど、やっぱりどこかお互いを探り合ってるような感じになってしまい腹を割って話し合うことができなかったんですよね。

よく「受験は団体戦だ」といいますが、ぼくは半分合っていて半分間違っていると思います。

半分間違っているというのは勉強は一人で黙々とするものということ。

半分合っているというのは先述した通り、辛いときにはお互いの目標のために励まし合える仲間がいることなのかなって思ったりします。

その点、個別指導塾は良くも悪くも個人主義な部分があると思います。

もし「俺は一人でやっていける、受験は完全に個人戦や!」と思うなら個別指導塾もいいと思います。

ただその際は講師の質や料金設定をちゃんと確認してから乗り込むといいですね。

結論

来世はやらなくても出来る子でありたい。←

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やえがしくにひこ
やえがしくにひこ
意識だけ高い学生ブロガー。当たり前のことをそれっぽく言うのが得意。普段は大学に通うフリをしながら意識高い大学生に読まれる個人ブログ「がちろぐ」を運営中。缶ビール奢ってくれたら一晩中語り尽くします。たまにドローン飛ばします。立命館大学在学中。